新年度になりました。
皆さまお忙しくお過ごしのことと思います。

助産師会でも、いろんな役割の交代があり
ここ何年も所沢地区をまとめてくれていました、地区長の有田が交代となりました。

なかなか更新も滞りがちなこのホームページですが
地区長のお役目交代の時にメッセージを残してくれました。

桜も終わり新緑まぶしい時期となりましたが
助産師からの言葉、お読みください。

 桜が心にほっとした気持ちを与えてくれる時期となりました。
今年はここ数年よりは、桜を楽しめているように感じます。
私事ですが、3人の子供の末っ子が、大学を卒業し社会人となりました。
この子は、8月6日生まれの子供です。この日が何の日かご存じない方も増えてきているようです。
平和な証拠ですね。
娘は小学2年生の時に「お母さんはどうしてたくさんの人が亡くなったこんな日にわたしを生んだの?」と聞きました。
こういう質問がいつか来るかなとは思っていましたが、びっくりしました。
誕生日は選べません。自分にとってはうれしい特別な日のはずなのに、テレビではみな黒い服を着て涙を流している。
その子にとってはやるせない気持ちになると思います。
原爆の日生まれの子供たちだけではありませんが、どの子も皆、自分の生まれてきた日を愛せるように、誇りを持っていけるように、
胸を張って生きていけるよう、愛のこもった返答を用意していただければと思います。

自分自身の反省を込めて・・・

埼玉県助産師会 所沢地区 地区長 有田